2020.07.01 (水)
第22回 平成25年度 亀高文子記念―赤艸社賞 受賞者
第22回（平成25年度）受賞者
河合 美和
（かわい みわ）さん
河合氏は、一貫して身体感覚を感じさせる抽象画を描いてきた作家。１９８５～８９年頃、大阪を中心に発表された作品は新鮮で、常に注目を浴びてきました。２０１１年頃から今まで拒否してきた自然の形態が彼女の絵画平面の中に表れるようになり、より自然に、より力強く観者に訴えるものとなりました。旧神戸市立生糸検査所（神戸デザイン・クリエイティブセンター）で壁画や街中アートに挑戦するなど、ここ数年、神戸、大阪を中心に活躍が顕著で、今後の活躍が期待されます。
【プロフィール】
河合 美和さん 無所属（神戸市）＝京都市立芸術大学美術学部油画科卒。関西はもとより東京や岡山などで積極的にグループ展、個展を開催。兵庫県立美術館美術講座洋画コース講師。
■主な展覧会
神戸現代美術ギャラリー、ギャラリー白（大阪）等で個展を開催。
アート・ナウ’87（兵庫県立近代美術館）、ＶＯＣＡ展２０００（上野の森美術館・東京）、架空通信 百花繚乱展（兵庫県立美術館）等のグループ展に出展。
