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第21回 平成23年度 坂井時忠音楽賞 受賞者

第21回(平成23年度)受賞者

高田 泰治 さん

ドイツ系正統派の古楽の本流を歩む演奏家として、品格のある演奏で多くの聴衆を魅了してこられました。チェンバロに加えてフォルテピアノの奏者としても、これからのバロック音楽を担う新しい世代の代表格として活躍が期待されます。

(鍵盤奏者*チェンバロ、フォルテピアノ/神戸市)

【プロフィール】
大阪音楽大学音楽学部器楽科を卒業。

2003年9月23日、神戸新聞松方ホールにて、テレマン室内オーケストラとともにピアノ、フォルテピアノ、チェンバロのそれぞれの協奏曲を一夜で演奏するという、日本人初の試みで楽界にデビュー。11年、ドイツのバッハ研究所「バッハ・アルヒーフ」から日本人の鍵盤奏者として初めて招聘され、定期演奏会に出演。また、ドイツのバロックバイオリンの権威「ウッラ・ブンディース」から共演の依頼を受け、12年から演奏活動を開始。