全国手工芸コンクールinひょうご
全国の女性から力作が寄せられるユニークなコンクール
生活に根ざした手工芸は、主に女性によって手から手へと伝えられてきました。“心のぬくもりと手作りの美しい文化を未来へ”というテーマで、女性を対象として作品を募集する手工芸コンクールです。手工芸をたしなむ女性を対象にしたコンクールは全国的にも珍しく、北は北海道から南は九州まで多数の作品が寄せられます。紙工芸、布工芸、糸工芸、工芸Ⅰ、工芸Ⅱの5部門があり、ちぎり絵、ペーパークラフト、パッチワーク、服飾、編み物、刺繍、木彫、粘土工芸、トールペインティングなど手法も材料も多岐にわたります。
各ジャンルン専門家の審査により受賞作品を選考し、審査終了後、出品されたすべての作品を一堂に集めて入場無料の作品展を開催。手づくりの魅力をいきいきと伝える場となっています。
本事業の前身は1983(昭和58)年にスタートした「全国婦人手工芸公募展」で、1988(昭和63)年に、兵庫県で開催された「第3回国民文化祭」の一事業として「全国手工芸コンクール」に改称。その翌年から「ふれあいの祭典」の一環として開催されるようになり、現在に至ります。
なお、展覧会会場はスタート当初から兵庫県民アートギャラリーで開催されていましたが、2020(令和2)年から原田の森ギャラリーに変更しています。
第32回全国手工芸コンクールinひょうご オープニング 第32回全国手工芸コンクールinひょうご 会場内