兵庫ふれあい美術展
プロ・アマの壁をなくした公募による美術展
新たな美の創造を目指すとともに、世代や分野を超えた人々の交流の場として開催される公募美術展です。兵庫県内に在住、在勤または在学で、美術の創作活動に親しむ人々が制作した、日本画、洋画、彫刻、工芸、書、写真と幅広いジャンルの作品が対象です。原則として出品作品をすべて展示するため、さまざまな立場で創作活動にいそしむ人々の創作意欲を後押しする貴重な発表の場となっています。
本事業のルーツは、1979(昭和54)年にスタートした「兵庫県地域文化団体選抜美術展」で、当初は兵庫県内各地の文化団体から選抜された作品の美術展でした。その後「兵庫県地域文化団体連合美術中央展」など「ふれあい美術展」と名称を変えながら15年間実施しましたが、1995(平成7)年に、それまでの選抜形式を改め、作品を一般から公募する「ふれあい公募美術展」へと一新し、現在のような形式になりました。
展示会場は、2001(平成13)年までは兵庫県民アートギャラリーで、2002(平成14)年以降は、原田の森ギャラリーで開催しており、多彩な美術作品の鑑賞の機会としても親しまれています。