兵庫県立ピッコロ劇団第52回公演「東男迷都路」

ウィリアム・シェイクスピア「ヴェローナの二人の紳士」より 翻案=喜志 哲雄 演出=孫 高宏(ピッコロ劇団)
 
   
2013年10月上演したシェイクスピア作品の翻案作『間違いの喜劇~現夢也双子戯劇(うつつはゆめふたごのたわむれ)~』で、平成25年度(第68回)文化庁芸術祭賞<演劇部門>優秀賞を受賞した喜志哲雄、孫高宏のタッグが満を持しておくる、シェイクスピア傑作喜劇翻案シリーズ第二弾!!

ミュージカル版の上演などでも知られるシェイクスピアの「ヴェローナの二人の紳士」は、演劇作品としての上演はとても貴重な機会。のちの多くの名作のモチーフが随所に見られる、若きシェイクスピアの溌溂としたエネルギーみなぎる作品です。

【あらすじ】
江戸のとあるところ
武家の息子 秀乃進と十次郎は実の兄弟のように仲が良い。
ある時、秀乃進は広い世間を見るために京都へ旅立つ。
十次郎を誘いたいが、彼は恋人の八重に夢中だ。

京都所司代 松平久信の屋敷
秀乃進は久信の娘 白百合姫と知り合い、愛し合うようになる。
しかし、彼には、花見小路綾麿という恋敵がいる。
愚鈍だが、金持ちの公卿で白百合姫の父親のお気に入りだ。
なんと、父親の命令で、十次郎も京都に。あろうことか、白百合姫に一目惚れする。
十次郎に置き去りにされた八重も彼恋しさに男装して京都へ。
彼が他の女に心を移したことを知りひどく悲しむ。

恋に患う男と女。ため息、迷い、悩み、裏切り。
それぞれの思惑が交錯する中、事態は展開してゆく。
八重の思いは十次郎に通じるのだろうか。秀乃進と白百合姫の恋は実るのか…

杉山秀乃進(江戸の若侍)=岡田 力 / 平野十次郎(江戸の若侍)=橘 義 / 甚六(十次郎の下男)=吉村 祐樹 /
八重(十次郎の恋人)=野秋 裕香 / 松ケ枝(八重の乳母)=木全 晶子 / 平野忠継(平野家の当主)=森 好文 *二役 /
岩橋久太夫(平野家の家臣)=山田 裕 / 勘六(秀乃進の下男)=原 竹志 / 白百合姫(松平久信の娘)=樫村 千晶 /
紅梅(白百合姫の侍女)=杏華 / 滝川(同)=今井 佐知子 / 千鳥(同)=木之下 由香 /
花見小路綾麻呂(遊び人の公卿)=今仲 ひろし / 松平久信(京都所司代)=森 好文 /
仁王門の二郎(無法者)=三坂 賢二郎 / 嵯峨の三郎(同)=堀江 勇気 / 八瀬の八郎(同)=菅原 ゆうき /
お藤(旅籠の女主人)=吉江 麻樹 /

美術=加藤 登美子 / 照明=皿袋 誠路((株)ピーエーシーウエスト) / 音響=Alain Nouveau /
衣裳=中村 洋一(東京衣裳(株)) / かつら=石川 勝一((株)丸善) / 音楽=橋本 剛 /
舞踊・ステージング=森田 守恒 / 舞台監督=鈴木田 竜二(ピッコロ劇団) / 
演出部=小安 展子、北村 侑也、笹嶋 正(ピッコロ劇団) / 
制作助手=大段 満里子(ピッコロ劇団) / 制作=貴田 雄介、山本 由利子 / 制作統括=三砂 博 /

主催=兵庫県立尼崎青少年創造劇場
後援=兵庫県教育委員会/尼崎市教育委員会

2015年(平成27年)
6月5日(金)~14日(日) ピッコロシアター大ホール

【ピッコロわくわくステージ】
ピッコロ劇団が、兵庫県内の中学生を招待し、演劇専門の劇場で本格的な演劇を鑑賞することで、演劇の面白さを体験していただくとともに、心の豊かさを育むことを目的とする事業。6月9日~17日、10月23日~30日の期間中、31校、約5900名の生徒たちが鑑賞。終演後には舞台裏の解説も開催。
平成27年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業
第7回むりやり堺筋線演劇祭参加