兵庫県立ピッコロ劇団第9回公演「ホクロのある左足」

 作=別役 実 演出=藤原 新平

 
   
尼崎近辺のとある空地、ポンコツ車が一台、ひしゃげて横たわっており、ぐうたらものと呼ばれた近所の若い男女が、何とはないしに集まってくる。それぞれ不燃焼の「青春」をもてあまして、出来れば「トーキョーへ出て何かをやりたい」と考えているのだが、誰も手がかりをつかめない。

そんな時、ミヨコを妊娠させたミッキーが、駆け落ちついでにトーキョーへ出てゆくという話が出て・・・・。

フェデリコ・フェリーニの『青春群像』は「ローマへ行きたい」と考えながら、結局出てゆけなかった若者たちの物語である。そしてこれは、「トーキョーへ行きたい」と考えながら、同様に出てゆくことが出来なかった若者たちの物語である。


男1・ヨシ=瀬口 昌生 / 男2・ダイスケ=福島 栄一 / 男3・ヒロシ=高橋 健二※1 /
男4・サブロー=梁瀬 満 / 男5・ミッキー=石本 興司 / 男6・ミヨコの父=孫 高宏 /
男7・ハラダ=森 好文 /
女1・ケイコ=谷山 佐知子 / 女2・ヤスエ=土佐 倫代 / 女3・フーコ=木全 晶子 /
女4・サナエ=安達 朋子 / 女5・ミヨコ=平井 久美子 / 女6・サナエの母=和田 友紀 /
女7・サナエの祖母=土江 教子 /
※1 高→髙 

美術=石井 強司 / 照明=古川 幸夫 / 音楽=上田 亨 / 音響=深川 定次 / 舞台監督=村上 浩 /
演出助手=国安 泰樹 / 照明操作=吉岡 誠一 / 音響操作=鷲野 晋作 /
大道具製作=(株)つむら工芸 / 小道具=(株)高津商会 / 宣伝美術原画=田中 徳喜 /
 
主催=兵庫県立尼崎青少年創造劇場
 
1998年(平成10年)
10月7日~11日 ピッコロシアター大ホール
11月6日~8日  東京・俳優座劇場
11月9日     東京・セシオン杉並
 

平成10年度芸術文化振興基金助成事業
平成10年度文化庁芸術祭参加