兵庫県立ピッコロ劇団第6回公演「風の中の街」

 作=別役 実 演出=藤原 新平

 
   

父親と母親と三人の子供が、家財道具をリヤカーに積んで、旅をしている。「いいかい」と父親は、行く先々の街で追い立てられながら、家族に言う。「いつかきっと、その街に着く。着いたとたん、ああこれこそが目指していた街だったんだって、わかる街にね。」五人の家族を、ひとりの刑事が追いかけている。その五人が「当り屋」をして稼いでいるらしいことを知っているからである。しかし刑事は、つかず離れず家族と旅をしながら、「当り屋」という奇妙な商売に対する同情と、家族に対する興味を、次第につのらせてゆく。
そして家族は「その街」にもう一歩というところで、最後の、一世一代の「当り」を計画し・・・。


 

男1(刑事)=金内 喜久夫(文学座) / 男2(中岡誠/岩夫の連れ子)=梁瀬 満 /
男3(中岡岩夫/当り屋)=田村 勝彦(文学座) / 女1(田口由紀/初江の連れ子)=平井 久美子 /
女2(田口初江/岩夫の内縁の妻)=大橋 芳枝(かとう企画) / 巡査=石本 浩次 /
郵便配達夫、身障者4=孫 高宏 / 街の男1、叔父、身障者5=瀬口 昌生 /
街の男2、身障者3=高橋 健二※1 / 街の男3、父、身障者6=森 好文 /
街の男4、医者、身障者1=福島 栄一 / 主婦1、叔母=上仁 牧子 / 主婦2、OL4=藤川 明子 /
主婦3、母=安達 朋子 / 主婦4、OL1=和田 友紀 / 婦5、OL3=土佐 倫代 /
主婦6、OL2=谷山 佐知子 / 主婦7、看護婦、身障者2=土江 教子 / 主婦8、花嫁=木全 晶子 /

※1 高→髙
※2 崎→﨑
 

照明=古川 幸夫 / 音楽=上田 亨 / 音響=深川 定次 / 舞踊=森田 守恒 / 歌唱指導=乾 眞知子 /
演出助手=宮崎 道子(※2) / 舞台監督=村上 浩 / 照明操作=吉岡 誠一 / 音響操作=鷲野 晋作 /
衣裳着付=池野 綾子・杉本 清美 / 小道具=(株)高津商会(※2) / 衣裳=東京衣裳(株) /
協力=寿楽会大野記念病院 / 宣伝美術原画=田中 徳喜 /
※2 崎→﨑
 
主催=兵庫県立尼崎青少年創造劇場
 
1997年(平成9年)
6月19日~22日 ピッコロシアター大ホール
6月27日・28日 東京・三百人劇場
 

※東京公演特別協賛=日本財団 制作協力=ダブルフェイス
協賛=(財)尼信地域振興財団