兵庫県立ピッコロ劇団第3回公演「わたしの夢は舞う」

作=清水 邦夫 演出=秋浜 悟史

 
   

すぐれた東洋美術史学者であり、類まれな万葉調の歌人であり、また独創を重んじた書家として名を成した曾津八一。そして、同居している遠縁の娘きい子。

彼の恋は神聖であり、この愛の火照りに吸いよせられるように、大学教授であった彼のもとには、沢山の教え子たちが集まった。

頑固で、気難しく、その電光石火の怒りに触れて何度も破門されながらも、彼を慕い続ける教え子たち。

やがて巻き込まれていく、幾つかの過激な事件、戦争の影―。
「若者たちの胸の中に棲んでいる、たった一羽の鳥の声に耳を傾けることができなかった。」教育者としての無力感にさいなまれ、幻想の世界をさまよう八一。

昭和20年、戦争で多くのものを失った八一の前には、重い病に冒されたきい子が一人いた・・・。


 

會津 八一=鈴木 智(劇団民藝) / 高橋 きい子=平井 久美子 / 北 一太郎=梁瀬 満 /
北 次郎=高橋 健二※1 / 長崎 雄之助=石本 浩次 / 富田 正=瀬口 昌生 / 山崎 平太=孫 高宏 /
源 良一=甲斐 政弘 / 野末 花=安達 朋子 / 諏訪 いくよ=藤川 明子 / 磯野 かおる=井上 加奈子 /
城山 とき=土江 教子 / 西 和代=木全 晶子 /
門下生=上仁 牧子・土佐 倫代・和田 友紀・玉置 孝匡 /
丹後家 主人=森 好文 / 丹後家 女中=水谷 純子 / 亡霊 スミエ=谷山 佐知子 /
※1 高→髙
 
美術=加藤 登美子 / 照明=島本 浩志 / 音響=深川 定次 / 舞踊=森田 守恒 / 衣裳=橋田 真佐美 /
小道具=西澤 郁司 / 歌唱指導=乾 眞知子 / 演出助手=宮崎 道子(※2) / 舞台監督=村上 浩 /
照明操作=山口 和展 / 音響操作=黒田 治 /
大道具製作=(株)つむら工芸 / 衣裳=東京衣裳(株)大阪支社 / 小道具=(株)高津商会 /
資料提供=(財)會津八一記念館 /
協力=新潟県刈羽郡小国町教育委員会・新潟県北蒲原郡中条町・ぴいろ企画 /
ポスター・チラシ・パンフレット表紙原画デザイン=田中 徳喜 /
 
主催=兵庫県立尼崎青少年創造劇場
 
1996年(平成8年)
1月24日~28日 ピッコロシアター大ホール