ピッコロ劇団オフシアター vol.23「ワーニャ伯父さん」

作=A・チェーホフ・演出=島守 辰明

 

     

年老いた大学教授セレブリャコーフと若く美しい後妻エレーナが田舎の領地にやってくる。その領地を守ってきたのは、教授の前妻の兄であるワーニャと教授の娘ソーニャ。
ワーニャにとって教授は自慢であり、尊敬する人物であった。しかし引退して田舎に戻ってきた教授は、マイペースで自由奔放、勝手気ままな生活態度。静かで穏やかだったワーニャ達の生活は一転する。自分の青春をかけた教授に裏切られたと失望するワーニャ。彼はエレーナに恋心をいだくがまったく相手にされず、酒浸りになっていく。 教授の診療のために領地に出入りする医師アーストロフもエレーナに思いを寄せる一人。彼もまた現実に失望している。そんなアーストロフに片想いをしているソーニャ。それぞれの思いが交錯する中、教授が「領地を売って別荘を買い、都会での生活に戻る」と言い出す。生涯かけて守ってきた領地を簡単に手放すという提案にワーニャの怒りは爆発。とうとう教授に銃を向けてしまう。 

森 好文・木全 晶子・広瀬 綾子・本田 千恵子・穂積 恭平・ 原 竹志・今仲 ひろし・田中 よし子・山田 裕
美術=渡辺 舞/照明=大川 貴啓/音響=増田 郁子/舞台監督=永易 健介/
演出部=髙家 礼子/制作=大段 満里子
主催 兵庫県立尼崎青少年創造劇場
2010年(平成22年)
5月3日~7日
ピッコロシアター中ホール
財団法人尼信地域振興財団助成公演
平成22年度文化庁芸術拠点形成事業