ピッコロ劇団オフシアター vol.12 「汚れっちまった悲しみに・・・Nへの手紙」

作=鐘下 辰男 演出=眞山 直則

 

     
春。ふたりは出会った。 ひとりは、背負った生活に苛立ち、志す芸術との距離に悩む青年、小林秀雄。いまひとりは、伸びやかに夢を語り、自らを天才と称してやまない毒舌の詩人、中原中也。そして彼らのもとに集い来た若き文学者たちとの、酒と笑いと怒号の飛び交う日々がはじまる。
中原には、数年来同棲を続けている泰子という恋人がいた。出逢い、惹かれあう小林と泰子。三人は、互いを愛し、それ以上に憎しみ合い、やがて奇怪な三角関係ができあがる。のちに一方は評論家として、一方は詩人として名を残すふたりの、文学者前夜物語。
吉村 祐樹・孫 高宏・奇異 保・風太郎
原 竹志・平井 久美子・杏華

照明=西崎 浩造/音響=宮崎 孝幸(※1)/舞台監督=鈴木田 竜二/宣伝美術=伊藤 雅典/モデル=有本 博俊
※1 崎→﨑
主催 兵庫県立尼崎青少年創造劇場
2005年(平成17年)
4月21日~23日
ピッコロシアター中ホール
財団法人尼信地域振興財団助成公演