ピッコロ劇団オフシアター 平成16年度文化庁新進芸術家公演事業「女狐 播磨灘版」

作・演出=岡部 耕大

 

   
昭和59年8月、兵庫県播州地方の架空の街・播磨灘市。過疎化へと突き進んでいるこの街は、「ニッポン砂漠」と棲む人が自嘲するまでに荒れ果てている。時折、砂埃を巻いて国道を走るトラックが、街の彼方の海の方へ残土を捨てに行く。街の人々の心は、まるで蠍やガラガラ蛇のように乾き、欲望にぎらついている。バブルに日本中が踊らされ、豊田商事会長刺殺事件、ロス疑惑、怪人二十一面相などの「劇場型犯罪」事件が世間を騒がせていた。
暑さにうだるこの街が「新空港予定地」になったとの噂が流れ、ドライブイン「播磨灘」にひとりの男が現れる。企業の先兵として、故郷の土地買収に乗り込んできた森田昭人だった。男を巡って幼馴染みの3人の女たち(勢津子・有希子・静子)の、愛と金と欲望の熱いドラマが始まる。
森 万紀・孫 高宏・木全 晶子・和田 友紀・吉村 祐樹・ 秋本 二葉・風太郎・今井 佐知子・奇異 保
山田 裕・森 好文

照明=西山 茂/音響=鷲野 晋作/装置・舞台監督=桃川 雅雄
衣裳=岡部 耕大/舞踊指導=大村 照夫(大村照夫フラメンコ舞踊スタジオ)/ギター演奏=今井 晴夫
宣伝美術=眞山 直則/演出助手=佐野 剛/制作=山本 由利子/制作補=赤松 加奈子 
主催 兵庫県立尼崎青少年創造劇場
2005年(平成17年)
1月18日~22日 ピッコロシアター中ホール
主催=文化庁・社団法人日本劇団協議会