公演情報

ピッコロシアター鑑賞劇場 仙台シアターラボ 「特別な芸術」

構成・演出=野々下孝
原作=芥川龍之介

芥川龍之介のテクストをコラージュして描く
地方都市における芸術至上主義

内容

「打ちおろすハンマーのリズムを聞け。
  あのリズムが存在する限り、芸術は永遠に滅びないであろう。」

あの音が聞こえていた頃、彼の本に対する情熱は、彼に特別な芸術を植えつけた。
それと同時に、彼の読んだ本そのものは彼の心臓の中に、冷たい石を投げ込んだのである。
しかし、彼は鋭い理性と共に柔らかい心臓の持ち主だつた。
彼の鋭い理性は、彼の中に投げ込まれたその冷たい石を愛した。
そして彼の柔らかい心臓は、そのために隠された。
人々は彼に鋭い理性と共に冷たい心臓を見出して、それを信じた。
しかし彼は、次第に彼の理性の衰えると共に、その調和を失い出した。
彼にあの音が聞こえなくなったのは当然である。

「地獄変」「歯車」「芋粥」「点鬼簿」「玄鶴山房」「蜘蛛の糸」「奉教人の死」「南京の基督」「偸盗」「父」など、芥川龍之介のテクストを「自分の内側から鳴り続ける音を聞くこと」をコンセプトにコラージュして描く、地方都市における芸術至上主義。

【仙台シアターラボ】
2010年、せんだい演劇工房10-BOXを拠点に設立。2014年には野々下孝が宮城県芸術選奨新人賞を受賞。多様なテクストと、俳優達が創りあげたシーンを、抽象的な関連性によって連鎖させ、ある印象を作りだすスタイルは、「演劇の暴走」と称される。常に「演劇とは何か?」を突きつけながら、美しさと暴力性を兼ね備えた作品によって、演劇の未来を切り開き続けている。

出演者

山澤和幸 / 後藤史織 / X梨ライヒ / 小出侑佳 / 野々下孝

スタッフ

舞台美術プラン=松浦良樹  音響=本儀拓(キーウィサウンドワークス)  
照明=神崎祐輝(劇団短距離男道ミサイル)  衣装=後藤史織  
舞台監督=仙台:山澤和幸 尼崎・東京:佐藤仁美  宣伝美術=菊地良博  制作協力=佐々木一美
製作=仙台シアターラボ  

主催等

【主催】シアターラボ/兵庫県立尼崎青少年創造劇劇場

公演日時

2017年
12月2日(土)13:00 18:00
  3日(日)13:00
*開場は開演の30分前
*各回終演後にアフタートークあり

会場

ピッコロシアター 中ホール

料金

〈全席自由〉
一般2800円(当日3300円)
学生2000円(当日2500円:当日要学生証)
高校生以下 無料(当日要学生証・各回申込先着10名)
遠距離割:500円(前売・当日共。要証明。近畿2府4県以外に在住・通勤・通学の方)

チケット取り扱い

ピッコロシアター 06-6426-1940
(9:00~21:00 月曜休館、祝日の場合は翌日)
*電話予約・当日精算のみ
(劇場事務所での窓口販売はありません)

仙台シアターラボ 090-9647-4425(野々下)
メール

備考

【仙台公演】
せんだい演劇工房10-BOX box-1  Tel.022-782-7510
2017年6月9日(金)19:00/10日(土)14:00・19:00/11日(日)13:00・17:00

【東京公演】
SUBTERRANEAN Dialogue Tel.080-4205-1050(赤井)
2017年12月9日(土)13:00・18:00/10日(日)13:00
*各公演終演後にアフタートークあり
*開場は開演の30分前/受付開始・当日券販売は45分前 

■各公演のチケット取扱・お問合せ
仙台シアターラボ 090-9647-4425(野々下)
こちらから

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